NAB2012超私的考察。

BlackmagicCinemaCamera
これはおどろきました。夜寝る前に気がついて、ちょっと目が覚めちゃったくらい。なんだかデザインもかわいいし、何より安い!2.5KのRAW収録可能でいて、ProRes、DNxHDでも収録可能ときて、さらにDaVinci Resolveもついて$2,995!!や、安い……ただセンサーはS16相当とのことで、そこは少し残念ではあるものの、時間の限られた低予算、ドキュメントものではいい画撮れそう!ProResで収録すれば編集への移行作業も早いし。実機みなきゃなんとも言えないけど、これめちゃくちゃ売れてしまうんじゃ…日頃持ち歩きたくなる。お金あったらおもちゃ感覚で欲しいなぁーw 感度とホールド、アクセサリーとの親和性、操作性、SSDコネクタの耐久性が未知数だけど。期待大。品薄にならず、「今回最適!買うぞ!」となったらすぐに買えるようになることを祈る。さすがにそんなに売れないか…超とんちんかんな欲をいえば、これにSDIinputもついて収録機にもなったら最高なのに!笑 DaVinci買うならこれごと買う!て人も出そう。


Canon CinemaEOS 1-D C
やっとこきました4KDSLR!!!!4K収録できるのは素晴らしいとおもうんだけど、HD収録のときの画質なんかはどうなんだろう?さすがにCinemaEOSだから5Dmark3みたいなポヤポヤな画にはならないよな……となると発売が伸びに伸びてる1DXのHD画質が1−D CのHD相当になったりしないだろうか。そうなれば1-D Cは高いにしても、HD運用で1DXはわりと良かったりして…にしても高いか。そう、高いよ、1−D C。この値段ならせめて4K RAW収録くらいできてくれ(無茶?)。S35のクロップ機能は良さげ!


SONY FS-700
これが、一番良いんじゃないかと思ってる。ダイナミックレンジとか高品質圧縮とか、画質の差ってお客さんなんかには伝わりづらいし、それで表現の幅がひろがるかと言えばそんなに大きくは変わらない気もする。もちろん質感てスゴイ大事だけど。そんななかで、FullHD240fpsまで収録可能なこのSONY FS-700には期待大。将来的には4Kにも対応予定で、約830万画素相当のスチール(さすがにRAWは無理か)も撮れるなんていう至れり尽くせりなご仕様。あとはどんな画がでてくるのか…C300くらいシャープな画がFullHDでも出てくれれば、ほんとコレ大本命!超個人的にね!感度とDレンジも気になるとこですけど。しかしこれで80万くらいとは…破格!


あとLibecのJB30HD後継機といわれてるスウィフトジブ50が気になる!買えないだろうしおくとこなんてないけど!www

5Dmark3使ってみてる。その4

こんにちわ。

5Dmark3を使って2本くらい撮りました。
そんななかで、やはりナイターもあったりします。
やっぱ高感度はスゴイ。
といってもISO3200くらいまでが、使えるレベルかなぁと。ISO4000くらいまでいくとさすがに少しノイズが気になり始める。でも、全然使えないかっていうと、いや、むしろ全然使えるでしょ!ってほどなので、スゴイ。画にもよるんだけど。


なにが良いかって、絞れるってこと。ナイターでも。多少のノイズでてもいいから、ちょっと絞りたいってときは結構ある。特にフルサイズ機で低予算物の手持ちナイターとかやってるとw


というわけで、そんな5Dmark3を使って撮った山下敦弘監督作品「ご近所UMAモロベエ」が14日と15日にただいまシネマート六本木で開催中のドロップシネマフェスティバルにて上映されます。
詳しくはコチラ

よろしくお願いします!

5Dmark3使ってみてる。その3

こんにちわ。
ナイターの撮影について書く前に、実際の現場で出たノイズが一番わかりやすいので載せておこうと思う。
コチラ
寄り画しかお見せできないのだが、どうだろうか。中間調〜ハイまでとは言い過ぎたので訂正します。ごめんなさい。
が、暗部から中間調にかけてはノイズがのっているようにみえる。条件的にのりやすい状況だったのかもしれないが、それにしても、これをみてしまうと恐ろしくてD+は使えない。

とかなんとかやっているうちにC500だったりEOS-1DCだったりの噂がちらほら。発売日はいつですかねー。SONYのFS700とEOS-1DCあたりが個人持ちとしてはギリ現実的なのかしら(にしても高いけど)。表現の幅という意味ではFS700かなぁ。FS700のスチール機能はRAWで撮れるのかな、無理だろな。いっそD800とFS700の組み合わせもいいのかも!

ほんとに今年のNABはうひょひょな展開になりそうですねー!

5Dmark3使ってみてる。その2


上のが帰ってから行ったテスト映像。Youtubeだとなんだかわかりづらいので、VIMEOにもアップしてみました。
http://vimeo.com/39989840
ALL-I、IPBが原因ではなくやはりD+、つまり高輝度優先が原因だったようです。5Dmark2の頃からD+をオンにすると、ノイズがのるとはいわれていたものの、そこまで意識するほどではなかった。事実、ぼくは大抵オンにしていたのですが、きになったことはないです。しかし、今回はレベルが違うように思います。テスト映像だと暗部ノイズくらいしか気になりませんが、実際に現場で出たものは(中間調〜ハイにかけてもノイズがのっていました。)は言い過ぎたので訂正します。ごめんなさい。

フォーカス拡大機能のボタン配置は3RD EYE STUDiOSさんの記事
http://blog.goo.ne.jp/3rdeyestudios/e/ab0a9db80623cbe748fc8f4f44bfd905
で知ったsetボタン割当で解決できました。
感謝です。とても使いやすくなりました。
ただ、それでもやはり5Dmark2のときの配置の方が使いやすいです。


D+のノイズは早々にファームで解決して欲しい(可能なのかは知らない)。canonさんお願いしますm(._.)m

しかしNABを前にしてちょこちょこおもしろいカメラやなんかの情報がでてきましたね。SONYのNEX-FS700Jは将来的には4K対応でハイスピードも240fpsまでふるHDで撮れてさらに830万画素相当の静止画も撮れて(RAWは無理かな?)100万を切る…結構本気な感じですよね。Canon,Panasonicはどうでてくるのでしょうか。今年のNABもうひょひょな展開になりそうですね。

次は現場で5Dmark3の高感度をつかってみたことについて書くかも……つづく…



MOOSIC LAB 2012 技術賞いただきました。

おはようございます。

今、新宿はK's cinemaにて大好評開催中のMOOSIC LAB 2012という映画祭で上映中の撮影参加作品、天野千尋監督作「恋はパレードのように」は審査員特別賞、女優賞(清瀬やえこ)を。

加藤行宏監督作「アイドル・イズ・デッド」は観客賞グランプリ、脚本賞、ベストミュージシャン賞(BiS)、女優賞(和田みさ)、男優賞(水澤紳吾)を受賞。

そして両作品でわたくし技術賞をいただきました。個人名でいただいていますが、撮影照明技術部は両作品とも共通で照明に加えてその他の多くをサポートしてくれた長田青海さん、僕の小言につきあい続けてくれている撮影助手大川くん、この撮照チームを代表しての受賞だと受け止めています。ほかにも現場に応援に駆けつけていただいたFさんや機材面で毎回大きく助けていただいているIさん、そして撮影用照明機材レンタル会社ARC・SYSTEMさん、他にもたくさんの方にご協力をいただきながら、撮影照明技術だけみても多くのかたに支えられてなし得たものです。本当にありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします。

両作ともにプログラムとしてまだ上映があります。「アイドル・イズ・デッド」4月11日(水)21:00〜「恋はパレードのように」4月9日(月)21:00〜そして観客賞グランプリを含む6つの賞を受賞した「アイドル・イズ・デッド」は4月13日(金)21:00〜のプログラムにて再度上映されます。詳しくは↓
http://spotted63project.seesaa.net/
さらに4月28日〜5月6日にかけてK's cinemaにて「MOOSIC LAB 2012」アンコール上映が決定!

これまでの上映は毎回満席の大好評とのことなので、今後も混雑が予想されます。上映お越しのさいは、普段より早めに劇場にいらっしゃることを激しくおすすめします。

皆様是非とも劇場に足をお運びください。よろしくお願いします!

5Dmark3使ってみてる

こんちは。
先日我が家にも5Dmark3が届きました。
あんだけNikonテストしといて、結局それかい!と御思いの方もいらっしゃるかもしれません(いないかもしれません)。
決めてとしては、高感度とモアレと価格のバランス。D800はモアレは軽減されているもののでるし、感度が新しいカメラにしては物足りない(動画のお話)D4はモアレと高感度は良いが、解像感がなんだかひどかった、わりに高い。ということで5Dmark3がモアレはでなそうだし、高感度もいいし、価格も安いとはいえないもののD800より少し高いくらいで一番バランスが良かったのだ。

で、早速テストしてみました。チャートを使って、ALL-IとIPB、D+の比較と感度、モアレをテスト。チャートには光量稼ぐためだけのアタリしかないし、テカリもきてるので、そういう目でみれるようなテストはできていないですが、興味あるかたはどうぞ。


第一印象やっぱ高感度すごい。ディテールのあまさを我慢すれば6400までは使えるレベルではないかと。あとあと時間をたくさん使ってデノイズすることを考えたら、大分便利。

解像感の印象はあまり変わってない。モアレは偽色的なものはほとんどでていないように思う。

「あんまテンションあがる感じじゃないけど、まぁ良くはなったよね」などとつぶやきながら翌日から現場投入。

一日目。外でのデイシーンのみだったので、高感度やモアレの改善が活きるとこはなかった。それでもHD出力だったりと、前に比べて、使いやすくなった。7Dのいいとこを吸収したような感じ。他方でもあがっているフォーカス用の拡大ボタンは、両手を使うハメになり、ほんとに使いずらくなってしまった。それと、なんとなく、HDMIケーブルの刺さりがしっかりしたように思う。


そしてそして、撮影をすすめていくうえでD+(高感度優先)を使うとノイズがヒドイことがわかった。え!?これホントに感度200?と助手に聞いてしまったほど。

さっそく帰ってテストをしてみる。テストでは気付けなかったことが……(気づいたひともいるかも)

つづく…

明日は「恋はパレードのように」いきまっしょい

こんばんわ。

告知続きで恐縮ですが、実は昨日からPFFin京都に加えてMOOSIC LAB2012も新宿K's cinemaにて開催中!!でございまして、私は天野千尋監督×森下くるみ×平賀さち枝「恋はパレードのように」と加藤行宏監督×BiS「アイドル・イズ・デッド」に撮影で参加しております。

まずは明日19日19:30からのBプログラムで「恋はパレードのように」をお楽しみください。キラキラふわふわのガーリームービー!是非!「untitled」主演の清瀬やえこちゃんも出演してます!

他にもMOOSIC LAB2012では、日頃お世話になっている今泉力哉監督の新作「nico」や第30回PFFでご一緒させてもらって以来これまた何かとお世話になっている平波亘監督の新作「労働者階級の悪役」なんかも上映されますよ。両作品とも前評判高し!

はっ!「労働者階級の悪役」は今日お披露目だっ!新宿へ急げぇっ


詳細
http://www.moosic-lab.com/
チラシ
http://spotted63project.up.seesaa.net/image/moosic2012_02.pdf



前回の記事から

http://www.studiosizka.net/

のほうでもBlogを展開しています。

当分は同じ記事を両方にアップしていこうと考えていますが徐々に移行していこうと考えていますのでstudio sizkaのほうもよろしくお願い致します。