ふかやインディーズフィルムフェスティバル 結果報告

昨日、ふかやインディーズフィルムフェスティバル(FIFF)の授賞式がありました。
「ソレダケ」は残念ながら入賞ならずでした。
まず審査方法として観客の入れる点数が観客賞などではなく
全体の賞(グランプリ含む)に関わってくるという点が他の映画祭と大きく違う点でした。
そんななか、グランプリ、準グランプリ共にアニメ作品という結果になりました。
おもしろい結果になったと思います。
そんななか入賞を逃したということは
「ソレダケ」が一般の観客にあまりうけなかったということの現れだとも思います。
その大きな要因のひとつとして作品の「少女」や「ロリータ」という部分に
多くの人が目を向けてしまったということがあると思います。
そのせいでかなり主題がぶれてしまった。というか主題についてよりも
そちらばかりをあげられてしまう。なんとも、遺憾なことがありました。
ただ、それは自分の表現力の至らなさであり、いかに製作中作品を
客観視することに欠けていたかということでもあると思いました。
参加してくれたスタッフのみなさんはわかってくれると思いますが
制作時に、そんなものを作ろうだなんて思いは自分ももちろん
誰一人持っていなかったはずです。
ほんとうにその点は、スタッフ、特に主演の女の子には申し訳ないと思います。


審査委員長の大林宣彦監督は「ソレダケ」に10点中9.5点の高得点を
つけていただいたそうで、全体の2番手にいれてくださいました。
その大林監督の言葉のなかに「もっとしたたかにやっていいんじゃない」
という言葉があって、とても頭にのこりました。


終了後、みんなでバーベキューして楽しく映画談義にふけました。
とても、あたたかくて、楽しい映画祭でした。
スタッフの皆さん、審査員のみなさん、
そして会場にお越し下さった観客の皆様、
ありがとうございました。


終電で帰ったはずが、JRが途中で信号故障を起こし
2時間以上足止めを食らって赤羽に着いたのが2時くらい。
そこからタクシー乗って家に着いたのは3時半くらいになってしまいました。


生活リズムがぐちゃぐちゃになってしまった…
今日もがんばろ。