ムラケンさんと

こんちわ。

先日村上賢司ことムラケンさんと久しぶりにお会いした。場所は青砥。目的は打ち合せ。
駅につくといつものムラケンさんがいた。帽子が少しオシャレになっていた。
「変わらないねぇー」と言われたが、久しぶりと言っても半年くらいぶり。
そこでふと気が付いたのだけれど、ムラケンさんと初めてお会いしたのもココだった。
とりあえずTAXIで目的地へ。しかし早く付き過ぎたのでぶらぶらすることに。
近くに見つけた公園に緑のタコ滑り台があって
「お!めずらしい!ちょっと撮らせて。」
とその公園で一休み。

いざ目的地へ。興味深い打ち合せ(超サブカル)を終えて帰路へ。
打ち合せ相手のかたが車で送ってくれると言うので京成立石まで行くことにした。
が、立石に付いた途端ムラケンさんは忘れものに気がつきUターン。
帰りは歩いていくことになった。
帰り道ムラケンさんはパシャパシャと写真をとりまくっていた。



「楽しいよっ!」
とか言っていた気がする。

僕はそんなムラケンさんを撮ったり景色を撮ったりしていた。




京成立石につくと商店街をぶらつき、昔闇市だったところなんかに連れて行ってもらった。


雑然とした風景。鉄コン筋クリート(映画のほう)を思い出した。
ムラケンさんと街歩きできるなんて贅沢ですね。


「夕飯食べていくか」
ということでモツ煮込みをごちそうになった。


僕は焼いたレバーとか絶対食べれないのだけれど
臭みが全然なくて、食べれた。

店のおやじも、客のおやじもキサクというか砕けまくっていておもしろかった。
その日一日、ムラケンさんとは結構まじめな話ばかりしていたように思う。
とくにモツ煮を食べながらビールを飲んでいるときは、まじめだった。
映画のこととか、生活のこととか、東北のこととか。
生きることとか死ぬことについて話をしたような気がする。
そこで、ふと思った。
あたりまえのことなのかもしれないけど映画作っている人って真面目な人多いなぁと。
はたから観たらおちゃらけて適当にみられることもあるのかもしれないけど
とにかく表現に対しては真面目だなと。
今泉さんも平波さんもムラケンさんもみんな。
僕ははぐらかす人とか適当なことばかり言う人とかはあまり好きじゃない。
だからみんなのことが好きなんだと思った。
色々食い違っても根で繋がっていられるような気がするのだ。
ムラケンさん一日ありがとうございました。
そして、ごちそうさまでした。