第33回PFFin京都はじまりました!

こんばんわ!
本日3月17日から第33回PFFin京都はじまりました!
監督作品「untitled」の上映は3月21日18:15〜のプログラムにて上映です。

偶然にもこの日は母の命日でありまして、そんな日にこの作品が上映されるということはなんとも、不思議な感覚であります。
僕はお仕事で残念ながら伺えませんが、京都近辺にお住まいの方々、是非とも脚を運んでいただければと思います!
よろしくお願いします!

技術的な興味をお持ちの方は下記情報もどうぞ。
この作品は全編Canon EOS kissX4で撮影されています。レンズはEF-S17-55mm F2.8 IS USM一本のみ。フィルターはプロミスト系のものを1枚とローコンを1枚に屋外ではFaderNDを使用しています。モニターもださずシンプルに撮影しました。
ポスプロ面ではカラコレにColorを使用し、ノイズやモアレの気になるところはMagicBulletのDenoiserを使用して軽減しています。


今回の記事から
http://www.studiosizka.net/
のほうでもBlogを展開していきます。
当分は同じ記事を両方にアップしていこうと考えていますが徐々に移行していこうと考えていますのでstudio sizkaのほうもよろしくお願い致します。

D4も触ってきた。

こんにちわ。
前回に引き続きNikonな話題。
raitankさんからの書き込みでD4がいいんじゃない!?との情報をいただいたので、またNikonショールームにちょろっとお邪魔してデータを頂いてきました。

D4の高感度はたしかに「いいね!」といったかんじですが解像感がいまいちな感じしませんか?撮り方がわるかったのかなんなのか……もっと色々ちゃんと撮りたいとこですが。偽色は確かにD800よりも大幅にすくないものの解像感でいえば????写真をメインでやられてる方には様々なメリットがあるのでしょうけれども動画においてはこの価格差はビミョーかなぁ。写真機なのであたりまえですが。結局動画的には5Dmark3が価格と画質のバランスでは良いのかもと思っている現状であります。といっても5Dmark3は元データみれてないんでわかんないんですけどね。


前の記事で僕がこだわっていたセンサーサイズの使い分けもたとえば5Dmark3がD4に肉薄する感度だったとしたならば、D800とは1絞りくらいの感度の差がありそうなので、その分絞りを調整できれば深度表現という意味では近いことができるかなと。テレ端の補助的な意味でいうと俄然Nikonに分がありますけどね。


あとDムービーの欠点として変換時間の長さがあると思うんですね。CanonのFinalCut用のプラグインは通常の変換に比べたら大分早いですもんね。ああいうのがNikonにはないなぁと。それともなにか解決策でもあるのでしょうか。


最後に急な告知ではありますが、本日AOYAMA FILMATE 2012という催しごとに参加します。「学生レベルで実践可能な技術テクニック」をテーマに同世代もしくは近い世代の方々とお話をします。ご興味あるかたは是非脚を運んでいただければと思います。
詳細は下記にて
http://www.aoyama-filmate.com/index.html

D800と5Dmark3さわって、少しいじってみた。

行ってきやしたNikonショールーム!触ってきやしたD800。

なんかすごいしっかりずっしりしてた印象。
操作性はCanonに慣れてるから当たり前にチンプンカンプンだったけど、onoffがシャッター付近にあるのはいいなぁ。ただISOとかWBなんかはボタン押しながらじゃないと変えられず、ちょっと不便に感じた。


ほいで感度比較、モアレ、外部収録、ローリングシャッターを5Dmark2を持ち込んで比較してみた。
セッティングはこんなん。

以後、WBや画角や被写体等多々お見苦しい点があるのはご容赦いただきたい!(WB/C5600K N5560Kケルビンは2台で合わせた)
まず内部収録でモアレ、感度を比較してみる。
ようつべ非常に時間かかるのでとりあえず抜き画で。




こうみるとモアレに関しては5Dmark2に比べたら大幅に良いもののまだ少し感じてしまう。
macの画面上のラインやソファの細かいところに偽色が出ているようにみえる(動画だとよくわかるかと)。
続いて感度


感度に関しては5Dmark2より少し良い程度だろうか。これも動画じゃないとわかりにくいですね。


ローリングシャッター


ほとんど違いがわからない。D800の方が少し良いのかな?


外部収録もしてみましたがそのへんはまた。
59.94i収録は普通にできた。
内部収録中も720p収録は可能だった。


ほんでもって5Dmark3も触ってきた。データは持ち帰れず、発売日も3月中とだけ。なのでざっくりでしかないが高感度は別次元な印象。リダクションかかってるにしてもD800とはかなり差があるように思えた。
モアレはCanon銀座プラザには見事なくらいモアレ出そうなものが少なくて困った。床のマットのしましまでワイドにしたりしながら見てみたが、出なそう。高感度が手伝ってなのか、感度が高くてもあまり気にならずモアレにかんしてはD800よりもキレイなんじゃないかと思う(あくまでざっくり)。つまりはダウンサンプリングは5Dmark3のが良いのかな?→シャープなのかな?(あくまでざっくり!気になる!)

ローリングシャッターは普通にでてたけど比べてはいないのでよくわからない。

結果、どっちも良いカメラだったように思った。
明日からしばし海外撮影で、D800めちゃんこよかったら行く前に予約して発売日ゲットしてさっそく使うぞ!と考えていたのですが、ひとまず保留。やはり5Dmark3の詳細がわからんことには……しかしセンサークロップはいいよなぁ……あぁ!


しかし、よくよくかんがえてみたらセンサークロップできるから現状APSサイズの動画機能でいったらD800はこの価格帯では一番いいのかもしれないので、7Dの後継機がでるまでもしくは5Dmark3にもセンサークロップ機能がのるまで(やるのかは知らない)D800てのもありかもしれない。そんなことする余裕があればですが(汗)シグマのレンズならAF使わなきゃNikonマウントのものも動画ならCanonで十分使えそうってのもわかった(Nikonは絞りの機構がシンプルなのでNikonマウントからEOSBodyにつけるアダプターで絞りを調整できるものがあるみたい)


こうなるとD4はかなりいいのかもしれないですね。
D4もじっくりみてみたいなー時間ないなー


しかしながらこんなヘンテコなお試しを快諾してくれて、お部屋まで用意してくれたNikonショールーム新宿のかたに感謝!


何か間違っていたり、情報あったりしたら教えていただけると助かります。
でわまた。

5Dmark3とD800私的考察

こんにちわ。
新しいカメラがぽちぽちと発表されたり発売されて話題になっとりますね。
そんななかC300やらScarlet-X、ましてやF65なんかは少し置いておいて、
個人で所有できる価格帯で、なおかつ規模によっては仕事でも使えてしまうかなというカメラについて考えてみました。
そこで気になるのはやはりこの二つ。
Nikon D800
http://www.nikon-image.com/products/camera/slr/digital/d800/index.htm
Canon 5Dmark3
http://cweb.canon.jp/camera/eosd/5dmk3/index.html

ここ2-3年、7D、5Dmark2を使ってきたので、レンズやバッテリー等の周辺機器からみたらやはり手堅い進化を遂げた5Dmark3。
ところが、発表されてどっこいNikonD800の方が気になってしょうがない。
一番気になった機能は「マルチエリアモードフルHD Dムービー」というもの。
http://www.nikon-image.com/products/camera/slr/digital/d800/features02.htm
これって一台でAPSサイズとフルサイズのセンサーサイズ両方の使い方ができるってことだし、テレ端がたりなかったらこの機能を使ってよれるしってんでもーサイコーな機能だと思うわけです。
とくにぼくは心情表現のひとつの方法として5Dmark2と7Dを一つの作品の中で使い分けたりしていたので、それが一台でできるってなればこれはウレシイ!!
予備機的な意味では2台あるのも安心なんですが、いちいちセッティング変えなくていいし、レンズ変えるだけで済んでしまう。場合によってはそのままいける。
フルサイズ機はグループショットが撮りずらいですしね。他にもHDMIクリーン出力や液晶と外部モニタの同時表示など目白押しでございます。あと安い。


5Dmark3と比べて不安な点としては、内部収録時HDMI出力が720以下になること(つまり同時収録は不可)や実機をみていないのでなんともですが画素数をみる限り感度が心配。
ピクチャーコントロールがどんなもんなのか。モアレどうなっただろう(ココ重要)。あとポスプロ面。内部記録時の圧縮も。


でも、ぼくにとっていちばんNikonに踏み切れない大きな要因はフォーカスの送りが逆ということだったのです。これは手持ちのとき等フォローフォーカスを使わずに人物を追うときにはかなりキツい。
芝居を撮るときにはレスポンスが非常に重要なので、迷っている暇なんてないわけです。感覚的にですら。
あー、これはもう駄目だ。動画だけでみるとちょっと高いしHDセンサークロップできないし液晶も外部と同時表示できないけどやっぱ5Dmark3かなー……
でも、そこで冷静になって周りを見渡してみたわけです。
「べつにNikonのレンズじゃなくてもよくね?」
というね。至極あたりまえのことに気がついたんですね。
そこでサードパーティ製のレンズでフォーカス送りがCanonなんかと同じものを調べてみると、SIGMAがそうっぽい。zoomはキャノンと逆みたいだが。
Tokinaはネットで画像だけみると逆っぽいけど、うちにもある11-16は送り一緒だったような……


なんてことでSIGMAのスタビライズやら本当にフォーカス送り同じなのかとか内部収録の品質とか色々確認しなきゃだけれども、もうね、こうなったらね、NikonD800かもね!


ということでショールームへ行くかもね!


つづく…かもね!

テンダーシネマvol.1

こんにちわ!
最近告知ばかりで恐縮ですが、本日17:00より(受付開始!)テンダーシネマ始まります。
詳しくはコチラ↓
http://a-shibuya.jp/archives/2534
今泉力哉監督作品「ハイタイム」や1gramix.製作による若手作家陣の作品等、力作揃いです。初公開作品もあります。
わたくしは今泉力哉監督作品「ハイタイム」に撮影で参加しています。よくよく全作品見渡してみるとほとんどEOS MOVIEで撮られているんじゃないっかっていう……雨でお足下悪いですが、是非とも劇場にお越し下さいませ!

岡元雄作監督作品「メリーゴーラウンド」予告


頃安祐良監督作品「ひからびた肌」予告
http://1gramix.com/main/?p=2262


片岡翔監督作品「party」予告


マキタカズオミ監督作品「アイノユクエ」予告
http://1gramix.com/main/?p=2501


川村清人監督作品「新しい生活」予告
http://1gramix.com/main/?p=2448

今泉力哉監督作品「こっぴどい猫」ゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて上映!

こんにちわ!
前回の記事の今泉かおり監督の旦那さん今泉力哉監督作「こっぴどい猫」がゆうばり国際ファンタスティック映画祭フォアキャスト部門にて上映されます!先日下北沢映画祭で初お披露目となり好評をはくした本作はモト冬樹さん生誕60周年記念作品!わたくしは撮影で参加しております。


ゆうばりでは25日(土)19:00から!
http://yubarifanta.com/2012/chirashi_ura_g.pdf
スカパーでの上映もありましてそちらは本日24日18:15から!
http://www.skyperfectv.co.jp/special/yubari/#cast


是非!!


「聴こえてる、ふりをしただけ」ベルリン国際映画祭で受賞!

こんにちわ。
丁度、一年ほど前、今泉かおり監督とその娘こはなちゃんと共に方々へロケハンに行き、土日をつかってゆっくりじっくり撮った作品「聴こえてる、ふりをしただけ」が、なんと世界三大映画祭のひとつベルリン国際映画祭で表彰されました!公式に上映が決まっただけでも、驚きましたが、さらに受賞まで!今泉かおり監督おめでとうございます!徒歩でロケハン目的地から帰っているとき、ぼくがはぁはぁ言っている先で、こはなちゃんを背負い、力強く歩く後ろ姿が忘れられない……「子供が生まれると女は変わるんですよ」といっていました。女強し!おめでとうございます!


外部記事
http://www.webdice.jp/dice/detail/3424/


本作は、年内公開予定です。皆様是非とも劇場に足をお運びくださいませ!